年末の慌ただしい時期ですが、この休み中に義眼製作をやろうという方のために少し秘密の部分をおすそ分け。
その前にマニュアルはどうしたといわれそうですが、私の方もこの休み中に写真を撮ってしまいたいと思います。
全体の流れがわからないまま、部分的なヒントを出してもなんのことやら、という感じかもしれませんが、多分必要としている人はいるはずなので・・
義眼の肝の部分、クリアボタンはアメリカやイギリスなど、顔面補綴の技術が盛んなところではパーツとして買うことができます。
加熱重合レジンを使って自分で作るための金型も売られていますが、かなり高価なようです。
私はワックスで原型を作ってそれをフラスコに埋没して、加熱重合レジンで作っています。
フラスコには通常石膏で埋没するのですが、私はパテタイプのシリコンを使っています。
これだと重合後に取り出すときに型が壊れず再使用できるためです。
もう一つパテを使う利点は、石膏型だとアクリル樹脂の液を吸収されてしまったり、石膏の色素の影響などでクリアボタンがきれいな透明に仕上がらないことがありますが、パテですと液をほとんど吸収しませんのでこの点有利です。
ただしそれでも出来上がりがスッキリクリアーにならないことがあります。
やはり何かの成分の影響を受けるのだと思います。
このため高価な金型が売られているのも理解できます。
私はシリコンパテの型に、錫箔を貼ることでこれを防いでいます。
上の写真はすでに重合が済んだあとの取り出し時です。
錫箔は手で剥がすことができますし、剥がれなくても表面は一層削りますので問題になりません。
この写真は左がアメリカの材料屋さんから購入したもの、真ん中が錫箔を貼って重合したもの、一番右がパテだけの型で重合したものです。
一番右のものはやはり比較すれば少し曇ったように見えます。
これは裏側からの写真。
やはり違いは一目瞭然。
錫箔は柔らかく圧接しやすいのですが、手に入りにくい場合はアルミフォイルでも代用できます。
アルミフォイルは少し硬いので、この場合は石膏型の方が圧接しやすいかもしれませんね。
もちろんアクリルの粉と液を混ぜるときには、ガラス製で蓋のできるきれいな容器を使うことも重要です。
私はホテルの朝食についてきた、ジャムのミニチュアの瓶を使っています。
その前にマニュアルはどうしたといわれそうですが、私の方もこの休み中に写真を撮ってしまいたいと思います。
全体の流れがわからないまま、部分的なヒントを出してもなんのことやら、という感じかもしれませんが、多分必要としている人はいるはずなので・・
義眼の肝の部分、クリアボタンはアメリカやイギリスなど、顔面補綴の技術が盛んなところではパーツとして買うことができます。
加熱重合レジンを使って自分で作るための金型も売られていますが、かなり高価なようです。
私はワックスで原型を作ってそれをフラスコに埋没して、加熱重合レジンで作っています。
フラスコには通常石膏で埋没するのですが、私はパテタイプのシリコンを使っています。
これだと重合後に取り出すときに型が壊れず再使用できるためです。
もう一つパテを使う利点は、石膏型だとアクリル樹脂の液を吸収されてしまったり、石膏の色素の影響などでクリアボタンがきれいな透明に仕上がらないことがありますが、パテですと液をほとんど吸収しませんのでこの点有利です。
ただしそれでも出来上がりがスッキリクリアーにならないことがあります。
やはり何かの成分の影響を受けるのだと思います。
このため高価な金型が売られているのも理解できます。
私はシリコンパテの型に、錫箔を貼ることでこれを防いでいます。
上の写真はすでに重合が済んだあとの取り出し時です。
錫箔は手で剥がすことができますし、剥がれなくても表面は一層削りますので問題になりません。
この写真は左がアメリカの材料屋さんから購入したもの、真ん中が錫箔を貼って重合したもの、一番右がパテだけの型で重合したものです。
一番右のものはやはり比較すれば少し曇ったように見えます。
これは裏側からの写真。
やはり違いは一目瞭然。
錫箔は柔らかく圧接しやすいのですが、手に入りにくい場合はアルミフォイルでも代用できます。
アルミフォイルは少し硬いので、この場合は石膏型の方が圧接しやすいかもしれませんね。
もちろんアクリルの粉と液を混ぜるときには、ガラス製で蓋のできるきれいな容器を使うことも重要です。
私はホテルの朝食についてきた、ジャムのミニチュアの瓶を使っています。